ベトナム出張
投稿日:2025.10.06
みなさんこんにちは。特定技能のティと申します。
今後、特定技能2号になることをきっかけに、この度ベトナム出張に行かせていただき、面接やさまざまな経験をすることができました。
まず最初は、会社で技能実習生を採用するための対面による面接です。
参加した皆さんは若くて活気にあふれており、少し緊張している様子も見られましたが、自信や向上心があってとても印象的でした。
この面接は、自分自身を表現するだけではなく、人生を変えるきっかけとなる大切な機会だったと思います。
面接と同じ日に私は会社の社長が行う勉強会にも参加することができました。
わずか1時間ほどでしたが、数えきれないほどの学びと感動が心の中に残りました。
社長は、日本での生活についてだけでなく、親孝行や感謝の心、家族の大切さについても熱心に語ってくださいました。
私にとってもその話はとても勉強になりました。
さらに、社長は参加する実習生のために日本からお土産を用意してくださり、一人ひとりに励ましの気持ちを込めて手渡してくださいました。
その心遣いに、みんなの気持ちは温かくなりました。
感動に満ちた一日はさらに続きます。
次は、視覚障害のある子どもたちや、孤児の子どもたちが暮らす施設へ行きました。
面接に合格した皆さんは、社長と一緒に施設を訪れ、医薬品や生活必需品、食べ物やお菓子、
そして子どもたちへの小さなプレゼントを持参しました。
以前、同じ施設を訪問したときに子どもたちが「名探偵コナンのキャラクターが欲しい」と話していたのを聞いていたので、今回、社長はぬいぐるみやコナンのキーホルダー、オルゴールなどを用意して子どもたちに渡してくださいました。子どもたちは目が見えませんが、手で触ったり耳に当てて聞いたりしながら、喜ぶ姿や無邪気な笑顔を見せ、日本語で「ありがとう」とお礼を伝えてくれました。
その瞬間、私は心の中に何よりも大きな幸せを感じました。その時、私は気づきました——「幸せ」とは、誰かに喜びを届けること、それが自分の幸せなのだと。
一日の締めくくりには、合格者との交流の時間が待っていました。
みんなで夕食を楽しみ、その後は2階建てバスに乗ってホーチミン市の夜景を堪能しました。
輝く街の中で、美味しい料理を食べながら笑顔で語り合い、たくさんの思い出ができました。
これは仲間との絆を深める貴重な時間であり、同時に、日本での新しい旅立ちに向けた大きな一歩でもありました。
これから日本でも、互いに助け合い、学び合い、共に成長していけることを心から願っています。
ベトナムでの一日は、多くの学びと忘れがたい経験をもたらし、私にとってかけがえのない体験となりました。
すべてに、感謝の気持ちでいっぱいです。